・浜学園でVクラスに上がるにはどうすれば良いの?
・浜学園のVクラスを維持し続けるにはどうすれば良いの?
本記事ではこのような悩みを解決できます。
本記事の要点
- 浜学園のVクラスは偏差値60以上あれば高確率で所属できる
- 偏差値60以上とるためには日々の授業や課題をこなすことが大切
- 日々の勉強に合わせてテスト対策すればVクラスも見えてくる
- 浜学園でVクラスに所属できても成績が落ちると降格するので注意が必要
浜学園塾生にとってVクラスは憧れのクラスですね。
できればVクラスに入りたいし、ずっとVクラスをキープしたいと思う気持ちはとてもよくわかります。
しかし、思っているだけでVクラスに入れるわけではありません。
偏差値60以上といわれるVクラスですから、努力もしなくてはいけませんしVクラスを維持するためのコツもあります。
そこでこの記事では、浜学園のVクラスに入り、それをキープする方法をお伝えしていきます。
浜学園でVクラスを狙うための条件2つ
浜学園でVクラスに所属するためには、以下の条件をクリアしなければいけません。
Vクラスの所属条件
- 公開学力テストで偏差値60以上を狙う
- 講義前に行われる復習テストで高得点を獲る
入塾段階でVクラスに所属することは難しく、入塾してから上記の条件を満たしてVクラスに入る必要があります。
では具体的な条件の内容を見ていきましょう。
条件1.公開学力テストで偏差値60以上を狙う
公開学力テストで偏差値を60以上取れば高確率でVクラスに上がれます。
しかし、具体的にどれくらいの点数や偏差値を取らなくてはいけないというはっきりとした条件は示されていません。
上位15%に入ればVクラスに所属でき、それはだいたい偏差値60のレベルだということです。
条件2.講義前に行われる復習テストで高得点を獲る
Vクラスに入るには公開学力テストで上位15%に入るだけでなく、復習テストでコンスタントに高得点を取ることも条件となっています。
もちろん、公開学力テストの方が重視されますが、日ごろから高いレベルを保っていなくてはならないということですね。
浜学園で偏差値を60以上とってVクラスを狙う5つの秘訣
浜学園の公開学力テストで偏差値を60以上とるためにも以下のポイントをおさえましょう。
偏差値60以上を目指す方法
- 日々の勉強や課題を着実にこなす
- 保護者も子どもの勉強をサポートする
- 解答に時間制限を設けてテストのプレッシャーに慣れてもらう
- 公開学力テストの過去問を入手して慣れさせる
- 問題の優先順位を付けてから解答していく
では5つの秘訣を順番に解説していきます。
秘訣1.日々の勉強や課題を着実にこなす
塾での講義をしっかりと理解して、出された課題をすべてて確実にこなせればおのずと成績は上がります。
結果を焦らずにコツコツと勉強することが大切ですね。
日々の学習のポイント
- 塾の講義内容で分からないところは必ず塾で質問して解決する
- 復習テストや公開学力テストなどのテストで間違えた問題は、すべてやり直して解けるようにする
- 授業で使ったプリント、テキスト、浜ノートは繰り返し復習して完璧にする
とにかく塾の講義でもテストでも、できない問題をそのままにしておいてはいけません。
解けるまで質問し、自力で解けるようになるまでくり返ししつこいくらいに復習することが学力アップにつながります。
また、「最高レベル特訓」の講義を受けることもVクラスへの近道です。
ただし、総合で600位以内に入っていないと「最高レベル特訓」を受講する権利さえもらえません。
秘訣2.保護者も子どもの勉強をサポートする
Vクラスの所属はかんたんではないので、保護者の方もしっかりとお子さんのサポートをしてください。
ただ、保護者ができるサポートは勉強を教えることではありません。
お子さんが能率よく勉強できたり十分に集中できたりするように応援してあげるのが大切です。
保護者ができるサポート
- 浜学園が出している学習計画表をチェックし、家庭学習が予定通り進んでいるか確かめる
- 勉強に必要な暗記用のカードや表を作成する
- 宿題のチェックや答え合わせを手伝う
- テストが返却されたら正誤を子どもと一緒にチェックして、できなかった問題をもう一度やり直す準備をする
- 生活時間の管理や栄養面、メンタル面をケアする
お子さんがやる気をもって楽しく塾に通ったり勉強したりできるようにフォローしてくださいね。
秘訣3.解答に時間制限を設けてテストのプレッシャーに慣れてもらう
浜学園に在籍していれば、公開学力テストや復習テストは何度も受けていますね。
テストの点数を伸ばすポイントは「時間を意識して回答する学習をかさねること」です。
テスト中に「時間が足りない!」と思っただけでプレッシャーがかかり思考力が低下して、解ける問題も解けなくなってしまいます。
そのために、普段から時間制限を設けて問題を解く習慣をつけるとよいですよ。
「この種類の問題だったら3分で解ける」とわかってくると気持ちにも余裕ができます。
テスト中に時間を把握できればプレッシャーも感じにくくなるはずです。
秘訣4.公開学力テストの過去問を入手して慣れさせる
公開学力テストの過去問をたくさん解いて力をつけていくのは、とても効果がある勉強方法です。
ただし残念ながら、公開学力テストの過去問は公表されたり販売されたりしていません。
公開学力テストの過去問がほしい場合は以下の方法で入手しましょう。
過去問の入手方法
- 知り合いからゆずってもらう
- インターネット上で購入する
公開学力テストをはじめ、浜学園のテストは良問ぞろいです。
しかも苦労して勉強した努力の証なので、塾生だった人たちの中には中学生になっても教材やテスト問題を保管している人が多くいます。
知り合いに浜学園の利用者がいれば、公開学力テストの問題や解答を貸してもらいましょう。
ツテがない場合は、インターネット上のメルカリかヤフオクで浜学園の公開学力テスト過去問を手に入れましょう。
タイミングにもよりますが、複数出品されていることもありますよ。
問題傾向をつかみ、時間内に解き終わる感覚を身に付けるのはとても効果があるトレーニングになります。
しかし、過去問の問題が公開学力テストで同じ問題が再度出題されることはないということは知っておいてくださいね。
秘訣5.問題の優先順位を付けてから解答していく
公開学力テストに限らず、テストを受けるときのコツをお子さんに伝えてあげましょう。
テストを受けるときのコツ
- 問題用紙を配られたら、まず全体を把握する
- 「A.自分が簡単に解けそうな問題」、「B.どうにか正答を出せそうな問題」、「C.かなり難しそうな問題」に分類する
- Aに分類した簡単そうな問題から取り組み、最後にCの問題を解くようにする
この作業をテスト開始直後の30秒で行います。
浜学園の公開学力テストで出題される超難関問題は、時間が余れば取り組む問題だと思ってください。
難問まで含めてすべての問題を解き終えられる子はほとんどいません。
最初に難しい問題に挑んで、たとえ解けたとしても他の問題を解く時間が足りなくなることを心配しましょう。
小学生の子供は、テストの時間配分の技は教えてあげないと自分ではなかなか気づけませんよ。
浜学園でVクラスに上がっても落ちる|現状を維持する3つのポイント
浜学園でVクラスに上がったからといって油断しているとSクラスに落ちる可能性があります。
Vクラスを維持するためにも以下のポイントをおさえましょう。
Vクラスを維持するポイント
- Vクラスへの昇級がゴールではないと伝える
- 子どもに対して過度なプレッシャーを与えない
- テストで良い得点を獲得し続ける
Vクラスに入れたお子さんは、基本的に今までどおりしっかり勉強に取り組んでいれば下のクラスに落ちることはありません。
ポイント1.Vクラスへの昇級がゴールではないと伝える
Vクラスになることを目標にしていると、Vクラスに行けば目標達成だと勘違いしてしまいます。
しかし、Vクラスはあくまで目標の途中です。
最終的に志望校への入学を決めることがゴールだとはっきりと認識させましょう。
まずはVクラスに入ったことを大いにほめてあげてください。
そして、それほど高い力がついているのだから必ず目指す中学にも入れるはず、このまま手を抜かずに頑張ろうと話してあげましょう。
長い受験勉強期間ですから、モチベーションを保ち続けられるように励ましてくださいね。
ポイント2.子どもに対して過度なプレッシャーを与えない
一度Vクラスに上がると保護者としても大変うれしいですし、このままVクラスを維持してほしいと願うのは当然です。
しかし、保護者の方がはりきってしまい、Vクラスから落ちないようにと今まで以上に厳しく接するのはやめましょう。
子どもにプレッシャーを与えるだけですし、かえって学習への意欲を低下させることになりかねません。
万が一Vクラスから落ちても再び上がればよいことなので、のびのびと勉強して学力を伸ばさせてあげましょう。
ポイント3.テストで良い得点を獲得し続ける
Vクラスは公開学力テストで偏差値60以上を獲得していれば落ちる心配はありません。
それにあわせて復習テストで毎回高得点を獲っていれば絶対にVクラスをキープできます。
もちろん、浜学園で偏差値60以上を取り続けるのは簡単なことではありません。
しかし、講義を大切にして課題を全てやり切るなどの基本を大切に学習していけばVクラスの維持は実現できますよ。
浜学園のVクラスから狙える進学先・志望校
Vクラスに所属できると以下の進学校も狙えます。
Vクラスで狙える進学校
- 灘中学校(偏差値64)
- 洛南高等学校附属中学校(偏差値64)
- 海陽中等教育学校(特別給費制・偏差値64)
- 東大寺学園中学校(偏差値61)
- 西大和学園中学校(偏差値60~63)
- 甲陽学院中学校(偏差値60)
- 高槻中学校(偏差値60)
以上 男子 - 洛南高等学校附属中学校(併願女子 偏差値64/専願女子 偏差値62)
- 西大和学園中学校(偏差値63)
- 西大和学園中学校(偏差値60)
- 高槻中学校(偏差値60)
以上 女子
難関有名中学校が名を連ねていますね。
灘中学校入学者の半分以上が浜学園出身者で占められるというのですから驚きです。
浜学園のV1やV2クラスだとより偏差値が上がる
規模が大きい浜学園だと、同じVクラスでもV1、V2…と細かく分けています。
極少人数の精鋭メンバーで作られるV0クラスを作っているスクールもあります。
クラス | 偏差値の目安 | 受験候補となる学校 |
V1 | 64 | 灘中学校 |
V2 | 61 | 東大寺 甲陽学院 西大和学園 洛南高付属中学 |
V3 | 59 | 大阪星光学院中学校 大阪教育大付属池田中学校 大阪教育大学付属天王寺中学校 |
まとめ.浜学園のVクラスは公開学力テストで偏差値60以上あれば狙える!
浜学園のVクラスは偏差値いくらで狙えるのか、Vクラスを狙うコツや維持する方法もあわせて紹介してきました。
本記事の要点
- 浜学園のVクラスは偏差値60以上あれば高確率で所属できる
- 偏差値60以上とるためには日々の授業や課題をこなすことが大切
- 日々の勉強に合わせてテスト対策すればVクラスも見えてくる
- 浜学園でVクラスに所属できても成績が落ちると降格するので注意が必要
浜学園のVクラスに所属するなら偏差値60以上とることが大きなポイントです。
偏差値が60以上ある状態で、復習テストでも高得点を獲得すればVクラスの道が見えてきます。
浜学園で偏差値60以上とることは簡単ではありませんが、毎日の授業や課題を着実にこなせば達成可能です。
あわせてテスト慣れしてもらえば、よりVクラスにいける確率は上がります。